2018年1月18日木曜日

PENTAX MV1


以前、オークションでレンズ付きカメラを落札した。
レンズ目的だったので、カメラが壊れていようがどうでも良かったのだが、
昨年暮れにカメラ類を整理していたときに、たまたまそのカメラを手に取った。

なんと、動くのだ!
わずか1000円で、レンズのおまけで付いてきたカメラが、
シャッターも快調。僅かな埃と、モルトの劣化のみで調子良さそう。

で、電池とフィルムを入れて、試し撮りしてみた。






このカメラ、ググっていただければわかると思うが、
あまり評判は良くなかった。
レンズの絞りを決めて、カメラが測光し、オーバーなら赤、アンダーならオレンジのインジケーターが点灯する。
OKならグリーン。それだけ。
シャッタースピードもわからない。1/30なのか、1/500なのか表示されない。

初めて使う人でも簡単に撮れるように、ってことかもしれないけど、
これはわかりにくい。評判がよろしくないわけだ。

私がはじめて買ったカメラは、MEsuperだったので、操作の仕方、ボディの扱いはわかりやすいのだが、ちょっと残念。

で、モルトの劣化は後回しにして、フィルムを入れて試し撮り。








フィルム撮りは25年ぶりくらいなのだが、
昨今は、現像と一緒にデータ化もしてくれるんですね。
栃木県内では有名な、サトーカメラで、現像&データ化(CD)で999円。

使ったレンズは、smcPENTAX-M 1:2.8 28mm後期型。
解像度とか何も指定してなかったけど、値段の割にはまぁまぁ。
ちょっとシャープネスすぎる感じもするけど、試し撮りとしてはOK。

で、撮ってみてわかった。なぜ、こんな簡単な絞り優先AEなのか。
あまり露出とか絞りとか慣れてない人には、こいつは撮影に集中できるんだ。
で、撮った写真を見て、もっとあーしたい、こーしたい、ってのが出てきたときに、
もっと上位機種が欲しくなる。ってことだったんだな。

まだオートフォーカスとか、バカチョンカメラとかなかった時代だから、
写真に慣れ親しむには、そして、もっと良いカメラを買ってもらうためには、
このカメラはスターターとしてに役目だったんだな。


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